「セックスレス 何年 平均」で検索してるあなた。
正直に言うね。その検索、ちょっと危険かもしれない。
なぜかって?「平均」って数字を見て、「うちはまだマシかも」って安心したい気持ち、わかるんですよ。でもね、その「平均」という数字の罠にハマると、本当に大事なことを見落とすことになる。
先に結論を言っておくと、セックスレスの平均継続期間は約8〜10年。でも、この数字だけ見て「うちは5年だからまだ大丈夫」なんて思ったら、それは大間違いなんです。
今回は、データをがっつり使いながら、セックスレスの「本当の実態」と「期間が長くなると夫婦に何が起きるか」を話していく。覚悟して読んでほしい。

そもそもセックスレスの定義って何?
1ヶ月で「レス」認定される現実
まず、セックスレスの定義から確認しておこう。
日本性科学会が1994年に定めた定義はこう。
「特別な事情がないにもかかわらず、1ヶ月以上性的接触がなく、今後も長期にわたることが予想される状態」
1ヶ月。たった1ヶ月ですよ。
「え、それでレス認定されるの?」って思った人、多いんじゃないかな。でも、これが学術的な基準なんです。
もちろん、仕事が忙しい時期とか、体調が悪い時期とか、一時的に間が空くことはある。ポイントは「今後も長期にわたることが予想される」という部分。つまり、「なんとなくこのまま続きそう」って感じたら、それはもうセックスレスの始まりってこと。
「1年以上ゼロ」が約半数という衝撃
定義がわかったところで、実際のデータを見てみよう。
ジェクスが2024年に実施した「ジャパン・セックスサーベイ」(全国5,029人対象)によると、この1年間まったく性交渉がなかった人は、男性45.3%、女性52.8%。
約半分ですよ。既婚者の約半分が、1年間セックスゼロ。
さらに、月1回未満の「広義のセックスレス」まで含めると、全体の64.2%がセックスレス傾向にある。
しかも、この数字は2013年の調査時(約30%)から10年で倍増してる。つまり、セックスレスは「特殊な問題」じゃなくて、もはや「当たり前」になりつつあるってこと。
別のデータも見てみよう。レゾンデートルが2023年に既婚者4,000人を対象に行った調査では、68.2%がセックスレス傾向(完全なレス43.9%+ややレス24.3%)。子どもがいる家庭に限ると、なんと71.4%がセックスレス傾向だった。
子どもがいる夫婦の7割以上がセックスレス。これ、もう「普通のこと」として片付けていい数字じゃないと思うんですよ。
セックスレスの平均継続期間は「約8〜10年」
男性8.7年、女性9.6年という現実
さて、本題の「平均何年」に入ろう。
ジェクスが2020年に行った調査によると、1年以上セックスレスの人の平均継続期間は、男性8.7年、女性9.6年。
約10年。10年ですよ。
しかも、60代になると男性11.4年、女性12.8年まで伸びる。つまり、一度セックスレスになると、そのまま10年以上続くのが「普通」になってるってこと。
ここで「うちは3年だからまだ平均以下だ」って安心した人、いるんじゃないかな。
でもね、その考え方、かなり危険なんです。
「平均」に安心する落とし穴
なぜ「平均」で安心しちゃダメなのか。
それは、セックスレスは「期間」じゃなくて「傾向」で見るべきだから。
結婚年数別の「完全なセックスレス」割合を見てみよう。
見えてきた?時間が経てば経つほど、セックスレスの割合は確実に上がっていく。
結婚3年未満で約2割。10年で約4割。20年で過半数。30年で6割超え。
つまり、「今は3年だから平均以下」なんて言ってる場合じゃない。放っておけば、ほぼ確実にこの波に飲み込まれていくってこと。
「平均8〜10年」っていう数字は、「それくらいまでは大丈夫」って意味じゃない。「一度レスになったら、そのくらい長期化するのが当たり前」っていう現実を示してるんです。
なぜセックスレスになるのか?原因を直視する
「どちらも関心がない」が半数以上
じゃあ、なぜセックスレスになるのか。
しんげんが2024年に「1年以上セックスレスの夫婦200人」を対象に行った調査によると、セックスレスの状態について「どちらも関心がない」が52.5%で1位。
半分以上が「お互いに興味ない」状態ってこと。
そしてセックスレスのきっかけは、1位「仕事で疲れている(49%)」、2位「出産(34%)」。
この2つ、めちゃくちゃリアルじゃないですか。
共働きが当たり前になって、毎日クタクタで帰ってくる。子どもが生まれたら、夜中の授乳、日中の育児、自分の時間なんてない。そんな状態で「夜の営み」なんて、正直優先順位が下がるのは当然っちゃ当然なんですよ。
男女で違う「原因の認識」
面白いのは、男女で原因の認識が違うこと。
同じ調査で、男性が挙げる原因1位は「妻の性欲減退(34.1%)」。一方、女性が挙げる原因1位は「自分の性欲減退(40.3%)」。
つまり、男性は「妻が拒否してる」と思ってて、女性は「自分にその気がない」と思ってる。
ここにズレがあるんですよね。
男性側は「拒否されてる」と感じて傷ついてる。女性側は「そもそもその気にならない自分」に罪悪感を持ってたりする。でも、お互いにそれを言葉にしないから、溝がどんどん深くなっていく。
セックスレスの原因を「どちらかのせい」にすると、解決から遠ざかる。これは夫婦のコミュニケーション不全の問題であって、どちらか一方の性欲の問題じゃないんです。
「きっかけ」と「継続する理由」は違う
もうひとつ大事なこと。
セックスレスの「きっかけ」と「継続する理由」は違うってこと。
最初は「仕事が忙しい」「子どもが小さい」で始まったとしても、時間が経つと「もう今さら」「なんか気まずい」「求めたら拒否されそうで怖い」みたいな心理的な壁ができてくる。
これが、セックスレスが長期化する本当の理由なんです。
子どもが大きくなっても、仕事が落ち着いても、一度できた「壁」はなかなか消えない。むしろ、時間が経てば経つほど、その壁は分厚くなっていく。
だから、「今は忙しいから仕方ない」「子どもが小さいうちは無理」って先送りにしてると、気づいたときには平均の8〜10年に到達してるってこと。
セックスレスが長期化すると夫婦に何が起きるか
夫婦仲への影響はデータに出てる
「セックスレスでも仲良し夫婦はいる」って言う人、いるよね。
確かにいる。でも、データを見ると、やっぱり影響は出てるんですよ。
レゾンデートルの調査によると、セックスレス傾向の夫婦で「夫婦仲が良い」と答えた割合は57.2%。一方、セックスレスでない夫婦は66.0%。
約9ポイントの差。これ、小さいようで大きい。
つまり、セックスレス夫婦の4割以上が「夫婦仲が良くない」と感じてるってこと。セックスがあれば夫婦仲が良いわけじゃないけど、なければ悪くなりやすいのは事実なんです。
離婚調停で「性的不調和」は上位に入る
もっとシビアなデータもある。
厚生労働省の調査によると、離婚調停で「性的不調和」を動機に挙げた割合は、夫側11.3%、妻側6.5%。
「性格の不一致」「暴力」「浮気」みたいなメジャーな理由に比べると少なく見えるかもしれない。でも、約1割の人が「セックスの問題」を離婚の理由に挙げてるってこと。
しかも、これは「調停で言葉にした人」の数字。実際には「言葉にできないけど不満を抱えてる人」はもっと多いはず。
特に男性側(11.3%)が女性側(6.5%)より高いのは、男性のほうがセックスレスを深刻に捉えてる証拠かもしれない。
「解消したい」温度差が夫婦を引き裂く
ここが一番やばいポイントかもしれない。
浜松町第一クリニックが2023年に行った調査によると、セックスレス解消を望む割合は、男性47.1%に対して女性19.2%。
約2.5倍の差。
男性の約半分は「解消したい」と思ってる。でも、女性は約2割しか「解消したい」と思ってない。
この温度差、めちゃくちゃ危険なんですよ。
男性は「なんとかしたい」と思ってる。でも言い出せない。女性は「このままでいい」と思ってる。だから話題にしない。
結果、男性は満たされない思いを抱えたまま、女性は「問題ない」と思ったまま、時間だけが過ぎていく。
これが10年続いたらどうなる?男性側に不満が蓄積して、ある日突然爆発したり、外に求めたりするリスクが高まる。女性側は「突然何?」って困惑する。そして関係は壊れる。
セックスレス自体より、「解消したい/したくない」の温度差を放置することが夫婦関係を壊す最大のリスク。この温度差は、話し合わなければ絶対に埋まらない。
「平均」より大事なこと:あなたたち夫婦の「今」を見る
他の夫婦と比べても意味がない
ここまでデータをたくさん出してきたけど、正直に言うね。
他の夫婦と比べても、あんまり意味ないんですよ。
「平均8〜10年」だから、うちの5年はまだマシ。「68%がセックスレス」だから、うちだけじゃない。
そうやって安心したところで、あなたたち夫婦の問題は何も解決しない。
大事なのは、「世間の平均」じゃなくて「あなたたち夫婦がどう感じてるか」なんです。
もし、どちらかが「このままじゃ嫌だ」と思ってるなら、それは平均が何年だろうと関係なく、今すぐ向き合うべき問題。逆に、本当にお互いが「なくても満足」ならそれはそれでいい。でも、本当にそうか?本当にパートナーもそう思ってるか?確認したことある?
「言わなくてもわかる」は幻想
日本人、特に夫婦間で「言わなくてもわかる」って思いがちだよね。
でも、それは幻想。
さっきのデータ、覚えてる?男性は「妻が拒否してる」と思ってて、女性は「自分にその気がない」と思ってる。男性は「解消したい」と思ってて、女性は「このままでいい」と思ってる。
お互い全然違うこと考えてるのに、言葉にしないから相手の本音がわからない。
「言わなくてもわかる」どころか、「言わないからわからない」が現実なんですよ。
セックスの話って、確かに切り出しにくい。でも、切り出さないまま10年経って、取り返しがつかなくなるのと、気まずい会話を1回するの、どっちがマシ?
セックスレスは「問題」じゃなく「サイン」かも
もうひとつ、視点を変えてみてほしい。
セックスレスは「問題」じゃなくて「サイン」かもしれない。
夫婦のコミュニケーション不足、疲労の蓄積、お互いへの関心の低下、自分自身への自信のなさ。
そういうものが、「セックスがなくなる」という形で表に出てきてるだけかもしれない。
だから、「セックスを再開すること」をゴールにするんじゃなくて、「なぜそうなったのか」を一緒に考えることが大事なんです。
仕事のストレスが原因なら、仕事を見直す。育児の負担が原因なら、分担を見直す。お互いへの関心が薄れてるなら、二人の時間を作る。
セックスはその結果としてついてくるもの。順番を間違えると、余計にこじれる。
セックスレスを放置しないために今日からできること
まずは「温度感の確認」から
いきなり「セックスしよう」なんて言う必要ない。
まずは、お互いの「温度感」を確認することから始めてみて。
- 「最近、二人の時間減ってるよね」って話題を振ってみる
- 「このままでいいと思う?」って率直に聞いてみる
- 「正直、どう思ってる?」って本音を聞いてみる
セックスの話を直接するのが難しければ、「二人の関係」について話すところから。
大事なのは、相手を責めないこと。「なんで拒否するの?」「なんでその気にならないの?」って責めたら、相手は心を閉ざす。「私はこう感じてる」「あなたはどう?」っていうスタンスで。
スキンシップのハードルを下げる
いきなりセックスは無理でも、スキンシップならできるかもしれない。
「セックスしなきゃ」ってプレッシャーを感じると、余計に遠ざかる。まずは「触れ合うこと」のハードルを下げて、少しずつ心理的な距離を縮めていく。
これ、地味に効くんですよ。脳科学的にも、スキンシップでオキシトシン(愛情ホルモン)が分泌されて、お互いへの信頼感が高まることがわかってる。
「二人の時間」を意識的に作る
子どもがいると難しいかもしれない。でも、工夫はできる。
- 子どもが寝た後の30分を「二人の時間」にする
- 月に1回、誰かに預けてデートする
- 一緒にお風呂に入る習慣を作る
- 寝室で少しだけ話す時間を設ける
「時間がない」のは事実かもしれない。でも、「時間を作る気がない」のとは違う。
本当に大切なことには、人は時間を作る。逆に言えば、時間を作らないってことは、優先順位が下がってるってこと。それ、相手に伝わってるかもしれないよ。
必要なら専門家の力を借りる
「自分たちだけじゃ無理」と思ったら、専門家を頼るのも全然あり。
夫婦カウンセリング、セックスセラピスト、心療内科。
「そこまでするほどじゃない」って思うかもしれない。でも、10年放置して離婚するのと、専門家に相談して改善するの、どっちがいい?
特に、身体的な問題(ED、性交痛、ホルモンバランスなど)が絡んでる場合は、医療的なアプローチが必要なことも多い。恥ずかしがらずに、プロに頼っていいんです。
セックスレスで「病んでいる」人たちのリアルな声
統計やデータでは見えてこない、当事者のリアルな言葉がある。ネット上に寄せられた声を見ると、この問題がいかに深刻かがわかる。
- 「こちらから求めても絶対断られるので、もう諦めています…。毎日、色んなことにイライラしたり泣けてきます」(新婚半年・1回のみ)
- 「本当は好きなのに、長年断られたら〝死んでくれればいいのに〟って悩むくらい病む」
- 「付き合っている時からのレスはキツイ。気持ち的に満たされないしイライラしてしまうことが増えた」
特に注目したいのが「本当は好きなのに、長年断られたら死んでくれればいいのにって悩むくらい病む」という言葉だ。愛情があるからこそ、拒絶が深く刺さる。これは単なる「性欲の問題」ではなく、存在を否定されているような感覚につながる。
「腰の持病でできなくなった。不能だから自尊心が傷ついて言えなかった」「本人も辛いし言いにくい状況。私に魅力がないのかと悩みまくったけど、今なら理解できる」——断る側も苦しんでいることがある。セックスレスは「どちらかが悪い」問題ではなく、コミュニケーションが途絶えた結果であることが多い。
共通して見えてくるのは「話し合えない」という壁だ。求める側も断る側も、本音を言えないまま時間だけが過ぎていく。だからこそ、平均8〜10年という数字が生まれるのだと思う。
最後に:自分を大切にすることを忘れないで
ここまで読んでくれてありがとう。
セックスレスの話って、どうしても「相手をどうするか」「関係をどうするか」に意識が向きがち。
でもね、忘れないでほしい。あなた自身の気持ちを大切にすること。
「相手に合わせてセックスしなきゃ」って無理する必要はない。逆に、「本当は寂しいのに、我慢しなきゃ」って自分を押し殺す必要もない。
あなたが感じてる不満、寂しさ、焦り、諦め。それ、全部「あなたの本音」なんですよ。その本音を無視し続けると、心が壊れる。
だから、まずは自分の気持ちに正直になってほしい。
「本当はどうしたいのか」「何が辛いのか」「何を求めてるのか」。
それがわかったら、それをパートナーに伝えてみてほしい。伝えた上で、二人でどうするか考える。
「平均何年」なんて数字に振り回されなくていい。他の夫婦と比べなくていい。あなたたち夫婦の「ちょうどいい」を、二人で見つけていけばいいんです。
その第一歩を、今日踏み出してみない?
あなたの幸せを、心から願ってる。



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